ダンゴウオ

<意味>

ダンゴウオ科(学名:Cyclopteridae)は、カサゴ目カジカ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。北半球の冷たい海に分布し、ダンゴウオ・ホテイウオなど6属28種が所属する。

丸みを帯びた独特の体型と、体表を覆う無数の突起、および吸盤状に変形した腹鰭が特徴。

女川・竹浦では年間を通して観察できるため、かわいらしい容姿も伴い、ダイバーにとって人気のある魚です。体長は成魚で約2cm位、そのため探せるようになるまで少しは時間がかかります。

女川の名産であるホヤに擬態していることもあるため、水中での被写体として人気があります。

 

ダンゴウオ

宮城ダイビングサービスHigh bridgeの代表髙橋正祥さんにお話を伺いました。

【ダイビングサービスを始めた経緯を教えてください】
 小さい頃は仙台に住んでいて、父の実家が石巻市にあったので夏休みにはいつも石巻や女川の海で遊んでいました。海好きが高じてダイビングインストラクターになってからは国内外でダイビングに関わってきました。震災の後、行方不明だった親戚を捜す為に海中捜索の支援でこの海に入ったのがきっかけで、その後ボランティアでも海中捜索やがれき撤去をやるようになりました。海の復興の為にもっとできることはないかと考え、拠点となるダイビングサービスをこの地に設けて継続的に復興活動することを決めました。

【震災後の海はどういう状況でしたか?】
 ひとことで言うと震災直後の海は異常でした。がれきが沢山沈んでいて生物も少なく「こんな海があるのか」と思いました。当時はまだ関東のダイビングショップに勤めていて沖縄などキレイな海に潜りに行くこともありましたが、自分を育ててくれた地元の海を放置したままでは素直に海中世界を楽しめないと感じるようになっていました。
 こちらに来てからはうまくやっていけるか不安な面もありましたが、漁師さんの潜水作業や港のがれき撤去を手伝ったりするうちに地域にも溶け込むこともでき、多くの助けを受けながら地道に活動を続けてくることができています。

【女川の海の特徴はありますか?】
 もちろんダンゴウオは通年見る事ができるのでおすすめです。あと、あまり知られていない魚ですが、クチバシカジカは日本では岩手と宮城にしか生息していない珍しい魚なのでダイバーの方は是非見に来て欲しいです。
 ライセンスを持っていない方でも体験ダイビングができますが、最初からダンゴウオなどの小さな生物を観察するのは難しいと思いますので、まずは水中の景観を楽しんで貰えたらと思います。女川では天然のホヤの群生がすごいです。また地元漁師さん協力のもと開催している定置網ダイビングやカキ棚ダイビング、ホタテ棚ダイビングなども好評です。まだまだ女川の海には知らない生物や生態系も多くあり、四季によっても変ってきます。これから発掘していく魅力もあるので、是非沢山の人に体験して頂けたら嬉しいです。

ハイブリッジ高橋正祥さん

宮城ダイビングサービス
High bridge 代表&潜水士
髙橋 正祥さん

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