金華山

<意味>

金華山(きんかさん)は、宮城県石巻市の太平洋上に浮かぶ島のことである。

恐山、出羽三山と並ぶ「奥州三霊場」に数えられている。「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」という言い伝えがあり、参拝客を集めている。島全域が山であり、最高点は445m。平地はほとんどない。神社付近を除く大部分が国有地である。古くから信仰の島であり、1979年には南三陸金華山国定公園として指定がなされたため、手つかずの自然が多く残されている。

金華山の西斜面中腹に西面して鎮座するが、金華山全島を神域とする事もあって神社と金華山(島)とほぼ同義に用いられる場合があり、金華山神社(きんかさんじんじゃ)と通称されたり金華山黄金山神社と称したりもしている。商売繁盛や開運招福といった現世利益を願う参拝者や観光客で賑わっているが、近代以前は弁財天(弁天)を祀る金華山大金寺(だいきんじ)という女人禁制の修験の真言宗寺院であり、広島県の厳島神社等とともに日本の「五弁天」の一にも数えられるとともに、霊場として山形県の出羽三山、青森県の恐山に並ぶ「東奥三霊場」に数えられた。最近ではパワースポットとしても注目を浴びている。

 

金華山-2

金華山への定期船を運航されている潮プランニングの持田耕明さんにお話を伺いました。

【女川町との出会いを教えてください】
 震災の4年ほど前に初めてヨットで訪れました。とても美しい港町だというのが最初の印象です。金華山のことは当時知りませんでしたが、地元の人に「3年続けて参ると一生お金に不自由しない」という言い伝えのある神社があると聞き、それならば3年続けて来てみようと思いました。何度か訪れるうちに船会社で働かないかと誘われ、思い切って妻と二人で移住することを決めました。

【震災当時は船の上にいらっしゃったと伺いましたが】
 当時、船員4人と船を走らせていました。遠くの山が崩れて大きな砂埃が立つのが見えた後、緊急速報が鳴り地震に気づきました。急いで港に戻り、津波から船を逃がすため船員達に手分けしてもらって客船2隻を沖に向け出航させました。私は事務所に居た職員を避難させてからヨットで出ようとしましたが、その時には引き潮が始まっていてヨットには乗れる状況ではありませんでした。近くにちょうど出航する寸前の漁船があったので急いで乗せてもらい、そのまま沖に向かいました。
 ある程度沖に出た時、更に遠くの沖で小さな島が津波に飲み込まれるのが見えました。衝撃の光景でした。周囲には他にも多くの船がいましたが、その瞬間一斉に全速力で沖に向けて走り出しました。その後、津波を乗りきった時のことは、正直あまり記憶にありません。何かに必死にしがみついていたことと、助かってホッとしたことだけです。

【その後約2年を待って航路を再開した金華山の見所を教えてください】
 金華山は金運開運のご利益があるとして有名ですが、実は他にも色々なご利益があります。特に境内にある子安地蔵は子宝のご利益があって、お参りした後に子宝に恵まれたという人が身近に沢山います。通常の航海では島での滞在時間が1時間半ほどで全てを回ることは難しいですが、土曜日には不定期でガイド付のパワースポットめぐりも開催しています。3時間ほどじっくり滞在できるので若い方にも人気です。

【最後に観光客の方に向けて女川の魅力を教えてください】
 目前にせまる海がとてもキレイで、さらに海を取り囲む山も目にやさしく、心癒される雰囲気がある町だと思います。18歳の時からニュージーランドに渡りヨットをやっていましたが、初めて女川に来た時はニュージーランドに似ていると感じました。海辺にベンチでもあれば座って眺めているだけでも心地良い所です。それからさすが世界三大漁場。釣り船で少し沖に出るだけでたくさん釣れます。まだまだ女川は復興途中なので人が少ない分、今が自然を満喫するチャンスかもしれません。

潮プランニング持田耕明さん

株式会社潮プランニング
取締役 持田 耕明さん

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